十三言目 アメリカの消去法

バイデンじゃないのよトランプじゃなかっただけ。

 どうもー。光爾ケイト(ひかりに・けいと)です。気がつけば今日は11月も8日じゃないですか。

3日に開票が始まった亜米利加の大統領選挙は永遠に終わらないものかと思っていましたが(ある意味では終わらないのかもしれませんが)、現地時間7日(日本では8日未明)にようやく勝利宣言が出ましたね。

 メリケン・プレジデンシャル・イレクションは、本当の意味で「合衆(州)国」であった18世紀の選挙制度そのままだそうで、州によって制度が違うのは当たり前、その違いが国全体に捻じれを起こすのも歴史的に見られてきた話なのですね。

 何というか、さすがは世界的にも珍しい、封建制度の歴史を持たない国家であると言えますね。大方の日本人には、理解こそできても納得はできないのではないかと思われます。だいたい選挙の締め切りが地域によって違うなんて、ねえ。笑

 この米国大統領選は世界中が注視していて、まあ大多数の国は胸を撫でおろし、割と少数の国は舌打ちしたかもしれない結果と言って差し支えないでしょう。

 かの国の選挙結果のマップを見ると、国土の東西両端に近いほうは民主党が勝ち、南部と中央部は共和党が勝っています。伝統的な分布ですが、これからこのアメリカが大変だろうなと思うのは、これだけの人が4年前も今も不満を持っていて、そして自分たちの暮らしに危機感を持っているということです。

 本当に、二分され相反する価値観が国内に敵対的に存在しているということです。これの融和。相反する価値観が協調性を見出せるポイントの確立。しかも大急ぎで。

 お金をかければできますけどね。

 それこそSDGsに沿う形の産業を起こすと。旧態依然とした石油産業を、そこに切り替えると。あれ。日本でも出来そう。笑

 どちらにしても今回の選挙結果は、「この4年間は厳しかった。やっぱヤベーよ。アイツはやめとこうぜ」的な、米国民(の浮動票層)にとっては消去法での選択だったとお察し申し上げます。それは非常に理解できますし。

 日本としては、まあ元首が変わっても立場は変わらないでしょうが、ムリな要求が少なくなりそうな分だけ歓迎できるのかもしれません。

 ま、どのみち外国の話ですし、わたしたちの暮らしの何かがすぐに良くなる、なんてことはあまりなさそうですが、国同士の対話は進められそうな気はしますね。あと、やっぱり地球環境にも良さそうです。

 ひとりでそれだけの影響を、厳しい方向に導いてきた現大統領。やはり歴史に名を遺すでしょうね。21世紀前半の世界的なトピックスとして。

 そういう意味では、すごい人だったのかも。

 ま、詮無いことですけどね。