十五言目 永遠のサッカー少年

天才マラドーナ

 どうも。その昔サッカー少年だった光爾(ひかりに)です。

 自分が少年でないことに気がついたのは最近のことです。我ながら、なんておこがましいことでしょう。

 さて先日(25日)、天才ディエゴ・マラドーナさんが亡くなりました。1960年生まれ、まだ60歳という若さで。

 サッカーにおいて個人技重視の南米スタイル、組織重視の欧州スタイルの二大潮流があるとして、天才マラドーナがどちらのスタイルであったか、言わずと知れたことでしょうが、南米スタイルです。敢えて言う。

 1986年のメキシコワールドカップで頂点を極めた天才マラドーナですが、ある意味ではサッカー界そのものを勝者に導いたのだとも思えます。

 サッカーは野球など相手にならないくらい世界中で愛されている競技なのだと、それこそ日本中に思い知らせてくれたのもメキシコ大会であり、また天才マラドーナでありました。

 世界中が嘆いているのかもしれませんが、やはり彼のことを話すとき、その栄枯盛衰に触れずにはおれないでしょう。

 彼の周囲には、「カネの扱いに長けた信頼できる人」がいなかった。

 それは貧しい暮らしから大金持ちになった多くの人たちに共通する環境であり、そして南米出身の選手の多くに見られるように20代後半のトップフォームを過ぎると体調管理に失敗し(そもそも体調管理という概念がなかった)、30代以降は浮き沈みの激しい人生に身を置いていく。

 信頼できる周囲の人。

 これが何より大事なのだと、プロスポーツ選手の人生が教えてくれる。天才マラドーナの人生もまた。

 キング・ペレは大人になれたので、政治の世界に進むこともできた。

 天才マラドーナは永遠のサッカー少年であり、大人になれないままに世界を渡り歩き、大人になる前に鬼籍への河を渡った。そんな気がします。

 その人生の幸不幸を、本人以外の人間が評することに意味はありませんが、せめて渡河の刻には笑顔であったことを祈ります。

 永遠のサッカー少年、天才ディエゴ・マラドーナ。

 天に召されし魂に、神の祝福の多からんことを。

投稿者: Hikarini.K

Born on Earth, Live on Earth, Just like you.

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